食事で内側からの紫外線対策を

 

紫外線が強くなる夏になると気になるのが「日焼け」ですよね。

紫外線による日焼けはしわやしみといった老化だけでなく、皮膚がんを引き起こす恐れもあります。

 

日焼け止めクリームや日傘等で予防されている方も多いと思います。

しかし、日焼けはこれらのように外からだけでなく、食事によって中からも予防することができます。

 

今回は紫外線対策によい食べ物とNGな食べ物をご紹介します。

 

◎紫外線対策によい食べ物

ビタミンACE(エース)と呼ばれるビタミンA、C、Eは抗酸化作用を持っており、活性酵素を抑制することで、シミやそばかすなどの肌の老化を予防してくれます。

 

ビタミンAにんじん、ほうれん草、のり、しそ、うなぎ、レバーなど

皮膚や粘膜を紫外線から保護してくれます。

 

ビタミンCアセロラ、キウイフルーツ、レモン、パプリカ、ブロッコリーなど

メラニンの発生を抑えて日焼けを予防してくれます。コラーゲンを作成し、肌のハリを出してくれる効果もあります。

 

ビタミンE:ナッツ類(特にアーモンド、ヘーゼルナッツ)、西洋かぼちゃ、うなぎ、ブロッコリー、ほうれん草、植物油、ツナ缶詰(油漬け)、大豆製品など

血行や乱れた肌のターンオーバーを促進してくれます。

 

リコピントマト、スイカ、柿、マンゴーなど

紫外線による酸化ストレスや炎症、シワの要因となる肌コラーゲンの減少を抑えてくれます。

 

×紫外線対策にNGな食べ物

ソラレングレープフルーツ、レモン、オレンジ、パセリ、セロリ、きゅうりなど

光毒性という紫外線を吸収しやすく、肌にダメージを与える性質を持っています。また、メラニンの生成を活性化させる作用があり、赤みやシミ、色素沈着の原因となります。

ソラレンを摂取した後、2~5時間で体が紫外線を吸収しやすい状態になります。その為、ソラレンを含む食品はできるだけ夕方以降に食べるか、先ほどご紹介したビタミンACEやリコピンを多く含む食品と一緒に食べるようにしましょう。

 

今回は食事における紫外線対策をご紹介しました。外からだけでなく、中からの対策を取り入れることで、肌へのダメージを軽減し修復を早める効果が期待できます。紫外線対策にNGな

食べ物にも気を付けながら、肌を守っていきましょう。