『秋バテ』対策🍂
夏の暑さのピークが過ぎ、徐々に過ごしやすい季節になってきましたね。
今回はあまり知られていませんが意外と多い「秋バテ」についてご紹介します。
皆さんは「秋バテ」という言葉をご存じですか?
「夏バテ」に比べ、耳馴染みのない言葉ですが秋バテに悩む人は多く、最近少しずつ認知されてきています。
秋バテの主な症状
・食欲がない
・胃がもたれる
・身体がだるい
・頭が痛い、頭が重い
・疲れやすい、疲れが取れない
・やる気が出ず、頭がボーっとする
こういった症状に悩まされていませんか?
これらの症状がみられたら、それは秋バテのサインかもしれません。
秋バテの原因
秋バテの原因として、夏の間の生活習慣や気候の変化が関係しています。
冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎは身体の内側が冷え、胃腸の機能が低下します。
また、クーラーの効いた環境に長い時間いると暑い屋外に出た際、その温度差によって身体はストレスを感じます。
暑く湿気の多い夏から涼しく乾燥した秋へ変わる気候の変化にも身体にとっては負担がかかります。
こういった夏によって起こる不調を引きずったまま、秋に突入すると秋バテの症状がみられるようになります。
秋バテを防止するには?
・旬の食材を摂りましょう。
旬の食材は栄養価が高く、甘みや旨味が増して美味しく食べられるため秋バテの改善におすすめです。
10月旬の食材・・・かぼちゃ、さつまいも、えのき、しめじ、じゃがいも、柿など
・疲労回復に効果的なビタミンをとりましょう。
ビタミンB群は様々な種類のビタミンから成るグループで、エネルギーを作るためや心の健康の維持に必要な役割を果たします。
ビタミンB群を含む食べ物・・・豚肉、玄米、豆腐、牛乳、納豆、えのき、しめじなど
ビタミンCは夏の紫外線や暑さ、ストレスにより消費量が増えるため、不足しがちな栄養素の一つです。ビタミンCは肌を形成するコラーゲンの合成や貧血の予防に働き、皮膚や血管の健康をサポートします。
ビタミンCを含む食べ物・・・かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、柿、キウイなど
ビタミンを含む食材の中でも旬の食材を選ぶと、より効果的に栄養をとることができます。
旬の食材を意識して選んでみると良いのではないでしょうか。
・適度に運動をしましょう。
筋肉を使うことで血行が良くなり、食べた栄養や酸素が身体に行き渡るようになります。
家の周りを散歩したり、自宅で軽いストレッチをするだけでも秋バテの予防に繋がります。
・ゆっくり入浴をしましょう。
夏場は暑くてシャワーで済ませていた方も、湯船にゆっくり浸かってリラックスしてください。
自律神経の乱れを整えたい時に効果的なのが入浴です。
入る時間は眠る2~3時間前が理想的です。
温度はややぬるめにして、38~40℃のお湯に長めに浸かると疲労回復に繋がります。
おわりに
ここまで秋バテの原因から予防までご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
年々、夏の気温が上昇していく一方ですが、夏バテ・秋バテ対策の知識があれば夏の体調不良を未然に防ぐことができます。
正しい知識を持って季節の変わり目も健やかに過ごしましょう。